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                                                相手の望むもの
                                          スクロールに頼り過ぎない

 
 相手の望むもの

   これは、HP作成において基本かも知れません。
   HPを訪れた方が何を求めているのかを考えるということです。

   例えば、趣味の写真や絵を公開しているサイトは、
   こちら側の表現だけで済みます。
   自分の写真や絵・作品などを気に入ってくれた方が、
   その新作を見るために再び訪れてくださるからです。

   しかし、何かの情報を提供したり、販売等を目的としている場合
   相手が求めるものをきちんと考えて構成していかなくてはいけません。


   えっ・・・そんなことは、当たり前でしょ・・・
   そう思う方も多いと思いますが、
   案外自分では気づかずに、自分の伝えたいことや
   好みだけを押し付けてしまっていることも多いのです。


   欲しい情報が手に入らないと、再び訪れてもらうということは、
   かなり難しくなります。

                                     



これもやはり家を建てようと思っていたころの話です。

車で移動していたとき、ちょっと好みの家を見つけました。
建てている会社の名前を覚え、帰ってから早速検索してみました。

そのHPを覘いてみて、ちょっとがっかりしました。

とてもおしゃれなデザインのHPで、
これは、間違いなく専門的に作ってもらったものだとわかりました。
貼り付けられている写真もプロが撮ったとわかるものでした。

が・・・しかし・・・

私の欲しい情報はありませんでした。

例えば、建築関係のHPを訪れるとき、
どんな家を建てているのか、事例を見たいというのが一番でしょう。
確かに、そのHPには、ギャラリーと言う名前で、そういったページが用意されていました。
2cm四方程度の写真が9枚整然と並べられれていました。
早速クリックして、拡大表示や詳細等を見ようと思いましたが、
その写真は、ただ貼り付けられていただけでした。

結局そのHPは、インフォメーション的に、
次回の現場見学会の情報や会社の所在地・保障内容等があるだけで、
私が本当に欲しかった情報はなかったということです。

作り手側、情報を発信する側にとっては、
とても洗練されたデザインのHPで
プロの写真家を使って、お金もかけていて、
更新するのは、インフォメーションの部分だけという手間もかからず、
納得のいくHPだったかも知れませんが、
私がこのページを見た印象は、
新聞の折込広告や建て看板と同じというものでした。

一番大切な「相手の望むもの」を考えるということがかけていると感じたHPでした。


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スクロールに頼り過ぎない

   今までホームページを訪れてくださった方にストレスを与えないという
   意味で、いくつかふれてきました。
   例えば 「3という定義」  「迷子にしない」などはその典型だと思います。


   ストレスを与えないなんて・・・当たり前のこと・・・
   そう思う方も多いでしょう。
   しかし、ストレスの感じ方は様々です。
   だから、様々なストレスを考慮していかなければなりません。

   今では、マウスのおかげで、カーソルをスクロールしていけば
   大抵のページでは、かなり下の方まで見ても、
   以前ほどのストレスを感じることは少なくなりました。
   しかし、戻る時はどうでしょうか?
   ただひたすらページトップまで・・・これって案外面倒です。
   
   つまりこれもまた、一種のストレスです。
   
   ページの高さが大きくなる場合は、このあたりの配慮もしましょう。

 
                                          
   



私はブログもやっていますが、
ブログでは、よく記事の最後に、前の記事へとか、ブログトップへ、
記事トップへなどのようにクリックひとつで戻れるような機能が
設定されています。これは、とてもありがたい機能です。
また、「最近の記事」や「カテゴリー」「コメント」などサイドバーに様々なブラグインが用意されています。
こういった機能がついていると、しばらく訪問していなかったブログでも、
以前読んだ後の記事から読めたり、以前読んだ記事で気になったところだけを読みかえせたり、かなり便利です。

こうした便利な機能をHPにも利用しましょう。

ということで・・・
この「アドバイス」のページでは、
ページのトップに本で言うところの目次を用意しています。
また、それぞれの項目の切れ目には、「ページトップへ」という部分も用意し、
スクロールのみに頼らないような工夫をしています。

決まった内容のみで構成されていたり、ウィンドウの高さ程度でページが収まるような場合、更新頻度の少ないHPではあまり関係ないかも知れませんが、
情報提供や商品紹介など、今後もページ数が増えたり、
ひとつのページの高さが大きくなる可能性のあるHPでは、
こういった小さな心遣いも必要ではないかと思います。
                                          



この「アドバイスページ」では時々こんなマークが出てきます。
これをクリックすると・・・秘密の小部屋が開きます。
さて・・・何が出てくるでしょうか?



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